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<マスコミ掲載> 自然の若葉をイメージさせる“エコ・グリーン”の提案

人類にとっての最重要課題となった環境問題。環境に優しい、循環・再生可能な生活を目指す姿勢が、個人のみならず企業にとっても、今後ますます求められてゆくことと思います。
この度、当研究所では、エコロジカルな姿勢と生活のシンボルカラー「エコ・グリーン」を、財団法人日本ファッション協会(JAFCA)と協力して提案することになりました。
以下に、その経緯と選定に関して、日本ファッション協会から配信されたプレスリリースを掲載致します。

財団法人 日本ファッション協会

2008年5月1日

自然の若葉をイメージさせる"エコ・グリーン"の提案

今や、環境問題は避けて通れない問題になりました。私たちは、環境に優しい生活を重視し、今まで以上に、資源やエネルギーの無駄を減らし、環境に優しい商品、人に優しい商品を製造し、使用することがますます求められてくるでしょう。
財団法人日本ファッション協会は、エコロジカルな姿勢や生活のシンボルとなるようなカラーである"エコ・グリーン"を、財団法人日本色彩研究所とともに提案いたします。
グリーンという色は、従来から自然の象徴でした。現在、環境問題が私たち人類の最大関心事になった状況を受けて、私たちの身の回りにグリーンの商品が増加してきています。このようなグリーン増加の動きは、一過性のものではないと考えています。
環境問題への祈りをこめたこのグリーンの潮流を受けて、シンボルカラーとなる"エコ・グリーン"を、今年4月10日〜12日の3日間開催されたカラーデザインの総合見本市「カラーセッション2008」にご来場いただいた方々のアンケートを基に、日本色彩研究所の協力を得て検討、選定いたしました。
提案する"エコ・グリーン"は自然の若葉をイメージさせるカラーとなりました。これからは、エコロジーに関わる活動や、関連商品の製造販売を行っている団体や企業を始め、広く"エコ・グリーン"の提案活動を行っていく予定です。
●「エコ・グリーン」提案色

10GY6.5/11(マンセル値)
   (ストロング・イエローイッシュグリーン) 
   (CMYK参考値: 70,0,80,0)
<エコ・グリーンの選定理由>
アンケート結果(回答者数404件)
日本色彩研究所と共同で選定した候補色10色(3色相×3トーン+1色)を「カラーセッション2008」会場に提示し、エコロジーにふさわしいシンボルカラーを、この10色の中から選んでいただいた結果、明るいイエローイッシュグリーン(A:10GY6.5/11)が27%(女性32%、男性22%)で1位となりました。
全体では、イエローイッシュグリーン系(10GY)の淡中濃3色に回答が集中しました。特に女性の選択率の高さ(10GYの選択率は女性66%、男性39%)が目立ちました。

 ・同じアンケートで、"グリーン"から浮かぶキーワードを聞いたところ、
「自然」(記述数63)、「エコ」(26)、「癒し」(23)の順の回答となりました。

 ・以上の結果を踏まえ、自然の若葉をイメージさせるイエローイッシュグリーンが、エコロジーをイメージさせるカラーにふさわしいと判断されました。

■マンセル値=マンセル・カラーシステムによる色の数値表現。
マンセル・カラーシステムは、色を数値的に表すための表色系の一つで、
色を色相・明度・彩度の3つの属性で表現している。

【お問合わせ】
財団法人日本ファッション協会
担当   山内 (流行色情報センター(JAFCA)
広報担当  大野   川野
電話03(3242)1680   03(3242)1677www.jafca.org

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TEL 03-3242-1680

<JAFCA HP>
http://www.jafca.org/

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