日本は雨の多い国で、季節によって春雨(はるさめ)、五月雨(さみだれ)、梅雨(つゆ)、時雨(しぐれ)などといわれている。この雨も人によっては、良い雨,悪い雨とイメージがある。 ところが、農民にとっては農作物の栽培に必要なものである。 しかし、極端に雨が少ないとか多いとかになると、農作物の収量,品質に大きな影響を与えることにもなる。ところで、農作物の中の野菜は、古くは山野で採集するものを山菜とか野菜とよび、囲いの中で栽培するものを園菜としていたが、その後一括して蔬菜とよび、一般には野菜といい、主食に対して副食物あるいは調理用として栽培されるようになった。日本で栽培されているものだけでも数百種に及び、その分類方法も種々あるが、一般にはその利用する部分によって大体次のように分類されている。
●根菜類 ・・・ ダイコン、ゴボウ、サツマイモ
●果菜類 ・・・ キュウリ、トマト、インゲンマメ
●葉菜類 ・・・ キャベツ、ホウレンソウ
●果菜類 ・・・ ショーガ、ハナヤサイ
●鱗茎菜類 ・・・ ラッキョウ、ネギ
●嫩茎菜類 ・・・ アスパラガス、ウド
今回使用した野菜は、ダイコン,ショウガ,サヤエンドウ,キュウリで、いずれも表皮を透けがないように測色した。