一般財団法人日本色彩研究所
・サイトマップ ・サイトポリシー ・お問い合わせ ・掲示板
  1. トップページ
  2. 新着情報
  3. 製品案内
  4. 色の測定
  5. 受託研究
  6. セミナー情報
  7. 研究所概要
  8. 色の広場
 トップページ色の広場機関誌COLOR測色試料INDEX>ドラゴンフルーツ(ピタヤ)

<測色資料> ドラゴンフルーツ(ピタヤ)

COLOR No.149掲載

ドラゴンフルーツはサボテン科でピタヤと呼ばれる多肉植物です。果実の外観が竜の鱗状になっていることからドラゴンフルーツと呼ばれているそうです。ドラゴンフルーツには、アントシアニン、ビタミンC、食物繊維等々が含まれており、中でもアルブミンは体内の重金属を排出するなど様々な効能があるそうです。果肉は柔らかく甘く、冷やしてそのまま食べると美味とのこと。

外皮は濃い赤で鱗の先端にやや緑が残っているものがあります。果肉は白と赤の2種類があり、白は純白、赤は強烈な真紅です。どちらも黒ごまの様な黒い種が多数点在しています。赤色の正体はベタシアニン系の色素で、赤い果肉は色素生産の原料になるそうです。
今回の試料は白色のタイプで、沖縄産(1個200円)でした。果肉部分はごま塩様ですので測定はあきらめて、外皮とその内側を測定しました。みずみずしい果物は果汁が測定機内に垂れるおそれがあるため注意深く且つ素早く作業を進めます。 いずれも鮮やかな紫みの赤ですが、分光分布をみると、特徴的な差異として、短波長側で反射率が上がるか下がるかの違いが見られます。 (測色資料担当)

写真1 外観
<写真1 外観>
写真2 断面
<写真2 断面>

写真3 外皮外側写真4 外皮内側

測定の結果 分光分布図を開く

【マンセル値】
 <試 料> <測色値>
外皮外側 10.0RP 4.9/11.6
外皮内側 9.1RP 3.8/13.6

■機関誌COLOR

■お問い合わせ

【研究第2部】
TEL 048-794-3831
FAX 048-794-3901
E-mailkenkyu2.info@jcri.jp

測色業務
測色業務をお受けしています。
詳しくはこちらをご覧下さい

■サイト内検索

Copyright (C) 2012 Japan Color Research Institute All Rights Reserved. −Japanese Version Only−