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「青色領域の歪み補正」について、CIEDE2000色差式 ∆E00(式1)で計算した等色差範囲()の結果が(図1)であり、(式2)の回転関数RTによる補正有りは実線の楕円で、補正無しは点線の楕円で示されている。その際に使用した基準色は、色相角差∆hab=5°、彩度差の間隔で設定を行った。楕円の重なりを比較すると、補正がない場合の点線の楕円は無彩色軸を中心に等しく外周部方向に伸びて広がっているが、回転関数RTによる実線の楕円では色相角habが230°~320°の範囲で回転する様子が示されており275°の色相角での補正が最大となっている。
〈那須野 信行〉
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