1998年に発行した「カラーレンジマニュアル100」と同色の100色について，高齢者と若齢者を対象にしてカラーイメージ調査を新たに実施している。
今回紹介するカラーイメージデータは、vivid yellow（5Y 8/13.5）である。

調査方法

グレイ台紙（N7.0)に該当色紙を貼り付けたものを調査刺激とした。調査協力者に本刺激を提示し、予め用意した17からなる形容詞対について5段階で評価をしてもらった。
調査協力者：高齢者（平均年齢70.4歳）、若年者（平均年齢21.9歳）ともに25名程度

特徴

• 高齢者、若年者ともに「明るく」「派手」「陽気」といった印象をもつ。
• 若年者は高齢者よりも、vivid yellowに「子供っぽい」イメージを強く抱いている。

〈大内 啓子〉